病気が原因でむくむことも

美容の大敵であるむくみ。一般的なむくみは、むくみ対策サプリなどで意識してカリウムを摂取したりマッサージをすることなどで解消出来ます。しかし、こうした方法でも解消されないむくみは、病気のサインである可能性もあります。

甲状腺機能の低下で起こるむくみ

しつこいむくみは、甲状腺の機能が低下することで起こっている場合があります。甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、新陳代謝を促す働きを持っています。甲状腺の機能が低下して甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなる病気を「甲状腺機能低下症」と呼びます。甲状腺機能低下症になると代謝が鈍って体内に老廃物がたまり、むくみが起こります。

この場合のむくみは「粘液水腫」とも呼ばれ、弾力性があってむくんだ部分を指などで押してへこませてもすぐに元に戻るのが特徴です。また、甲状腺機能低下症の場合むくみだけでなく倦怠感、記憶力や集中力の低下、冷えといった症状が出るのも特徴です。サプリメントを摂ったり生活習慣を改善してもむくみがなくならない場合は、一度疑ってみる必要があるかもしれません。

内臓の疾患が原因で起こるむくみ

肝臓や腎臓は、体内の有害物質を分解したり、老廃物を排出して体内の水分量やミネラルなどのバランスを整えるといった役割を持っています。そのため、肝臓や腎臓の機能が低下すると体内に老廃物が溜まりやすくなり、むくみの原因となります。例えばお酒を飲みすぎた翌日のむくみなど一過性のものであれば心配する必要はありませんが、長期的にむくみが続く場合は何らかの病気の可能性があります。

肝硬変や腎不全など重い病気の症状の一つにもむくみがあるからです。また、肝臓や腎臓の他、心不全によって血液全身のの流れが滞った場合にもむくみが出ることがあります。むくみは様々な病気のサインでもあるのです。もし自分の体に現れたむくみに少しでも異常を感じたら、放置せずに病院で診察を受けること。これも健康を守るための大切なポイントです。

まとめ

単純なむくみは生活習慣や食習慣の改善、むくみ対策サプリの摂取などで予防・解消することが出来ます。しかし、こうした方法をとっても長期間むくみが続く場合は病気のサインである可能性があります。何らかの異常を感じた場合は、必ず病院で診察を受けるようにしましょう。早目の受診があなたの健康と命を守ります。

厚労省「カリウム」(外部サイト)

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